Vespa 50S (1997年) イエロー
        
当初オリジナル状態の50S                  

この50Sは好き勝手にいじるための車です。

ベスパの楽しみは、オリジナルをそれほど気にせず、自由にいじるのも一つの方向だと思います。

特にノーマルではその遅さが気になる50S(おばちゃん原チャリにも余裕で負けます!)は、絶好の改造素材。

手をかければ、この60年代の遺物だって、21世紀に十分通用するスポーツマシンに変身させることが出来ます。

(スポーツマシンにこそ、マニュアルミッションはふさわしい!?)

直せるバイクであることが、今まで生き延びた理由の一つですが、そのことは逆にいえば、「いじりやすい」ってことですよね。

 

 
 

主な改造点

 

概観上

 

1.筆記体Vespaエンブレム

2.旧タイプ ピアジオ エンブレム

3.ET3と同じフロントタイヤカバー上のクレスト

ちょっとゴージャス感が増すでしょ!

4.クリアウインカー

スッキリしました!

5.フロントバンパー

結構ぶつけるんですよね。ここって

 

 

 

   
    現在の姿

 


フロントバスケット

 

6.フロントバスケット

本来、スペアタイヤがここにはセットされていて、それがベスパらしいと考える方も多いかと思いますが、この重量物を廃することでベスパ特有のアンダーステアが改善されます。だまされたと思ってやってみる価値大です。

そして、何より超便利。下駄代わりスクーターには何でも放り込めるバスケットは本当に重宝しますよ。(やめられません!)

(東京ヴェスパで、塗装が傷んで廃棄寸前のデッドストックものをゲット。シルバーに再塗装しました。)

7.セパレートシート

サドルタイプのフロントと、弁当箱リア

50ccなのにリアが要るのかとお思いでしょうが、この方がデザイン的にはバランスいいですよ。ガソリンキャップへのいたずらも少しは防げるかも。

まあもうすぐ二種登録しますから、二人乗りも可になります。。

8.旧タイプ リアランプ

 


リアクォーターから
 

 

 

走りの中身

 

A.MAROSSI 112cc ボアアップキット

  精度・耐久性はピナスコ、パワーはマロッシと言われてます。ポリーニはちょっと精度が?かな

B.Poloni 高速ギア&強化クラッチ

  ボアを上げて、ギア・クラッチがノーマルというのは、バイクが負けて傷んでしますのは必至です! (そういう売り方をしているお店もありますのでご注意!)

C.DENSOイリジウムプラグ&NGKプラグキャップ

  プラグは気休めに近いです(かな?)

 

D.MAROSSI パワーフィルター

よく見えませんが、キャブの前(写真では下)にある黒いまるいやつです

E.メインジェット78番

ビッグキャブはつけてませんが、メインジェットとパワーフィルターで追い込めば、十分です

F.Polini チャンバー

 排気系の抜けを良くしないとダメですよね。

 かなりうるさくなってしまいましたが、走りはほぼ満足です。

 

 

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